六本木を舞台にした一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト 2019」が5月25~26日に開催される。東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的する同典は2009年からスタートし、今回で10回目を迎える。今年のテーマは“夜の旅、昼の夢”で、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど多様な作品を六本木の街中に点在させる。
ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、マンゴ・トムソン(Mungo Thomson)の日本初個展「Rods and Cones」が5月24日~6月29日に 東京・渋谷のMASAHIRO MAKI GALLERYで開催される。生物学的な視覚構造の不思議な現象と、眼に関する宣伝チラシの矛盾点や逆説を表現した作品を展示する。(詳細はコチラ)
東京国立近代美術館工芸館は6月30日まで、所蔵作品展「デザインの(居)場所」を開催している。デザイン作品と、工芸作品を合わせた約120点を通して、“デザインの(居)場所はどこ?”という問いに対する答えを国境、領域、時間という3つの視点から考える。(詳細はコチラ)
たばこと塩の博物館は5月25日~7月7日に「マッチ~魔法の着火具・モダンなラベル~」展を開催する。マッチ以前の着火具と合わせ、マッチ登場以降の歴史を紹介する同展は、「マッチの登場」「国産マッチのあゆみ」「マッチラベルの世界」の3つのコーナーで構成し、約500点を展示する。1890年代~1910年代に世界屈指の輸出量を誇るマッチ大国であった日本には、西洋のラベルを模倣しつつ、日本の伝統意匠や輸出先の好みを取り入れたのさまざまなマッチラベルが存在する。